5年後、10年後、人々に
必要とされる商品を作るために。

総合職

清水 一平IPPEI SHIMIZU

WaterDesign生産本部 工場管理グループ 商品企画チーム/チームリーダー
2004年入社

入社後4年間、福岡営業所で主にマンションディベロッパー向けの蛇口一体型浄水器の営業職。その後東京支店に移り、新規事業の屋上緑化に携わる。現在は北九州本社の商品企画チームで、蛇口一体型浄水器の企画を行っている。

入社5年目で新規事業に携わり
チャレンジ精神を刺激された。

ものづくりに携わりたいと地元メーカーを探しており、ラジオCMで面白いものを作る会社だな、と興味を持ったのが入社のきっかけです。入社後4年間は浄水器の営業に従事。住宅業界への知識が深まるとともに、会社の現状を俯瞰して見られるようになりました。例えば立地の違い一つで、物件のコンセプトやユーザー像、家族構成などは異なります。それぞれに満足していただける多彩な商品提案の必要性も感じました。その後は、首都圏を中心に起きた屋上緑化ブームを受け発足した、緑化部門のメンバーに。当社の強みである散水用品の材料を提供しながら、造園に関わる協力会社のコーディネートを行いました。会社としても未知の領域で何もかもが手探りでしたが、若手のうちから新規事業に挑戦できるのは非常に刺激的でした。メンバーも5人と少なく、ゼネコンへの営業から造園工事の段取りまで多くのことを経験させていただきました。

ユーザーの声をもとに
他部署と一体となって企画開発。

現在の業務は蛇口一体型浄水器の新商品企画で、常にライバルメーカーの動向に気を配りながら、より高い価値を提供するため開発と改良を行っています。お客さまセンターに届いたユーザーの声をもとに、実際にお宅訪問を重ねてご要望を集約。会議で方向性を定め、デザイン、開発、営業、物流、法務、品質保証の部署など、それぞれの視点で課題がないかアドバイスをいただきながら、企画を練り込んでいきます。販売の準備段階に入ってからは、カタログ製作やプロモーションビデオ製作などの販売支援をすることも大切な役割です。ゼロから発売にいたるまで最短で2年ほど。発売されるまでは不安ですし、その間に経験する大変さは一言で言い表せませんが、その分、形にできた時の喜びもひとしおです。

これまで培った経験を生かして
人々により良い生活を提案したい。

私が4年間在籍したマンションの緑化部門は今はありませんが、その時の経験が、セミプロユーザー向けの散水用品の開発につながりました。社内では、今後は「浄水器」と「散水用品」という部門の垣根を超えて、さまざまな商品を組み合わせ、総合的にハウスメーカーに提案していこうという動きが生まれています。会社として世の中にどんな価値を提案すべきか、そこにはどのような新商品があればいいか。それを考える上で、私がこれまでの部署で得たさまざまな経験が生きてくると感じています。自分の企画した商品で、5年後、10年後の人々により良い生活を送っていただく。そこにこの仕事の喜びがあり、私にとって大きなやりがいです。

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